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13+

(日本語) みんなでSDGsを考えよう!
環境省よろこぶ!「暮らしのヒント」と目標11解説
SDGs

環境省のホームページ上の「暮らしのヒント」をご紹介するために、環境省に社内報への掲載許可をお願いしたところ、「うれしいです」という言葉と、高画質のイラストをご提供いただきました。私たちもうれしいです。今回も「暮らしのヒント」から2つのヒントをご紹介し、目標11をシンプルに解説します。

(日本語) 暮らしのヒント

環境省がウェブサイトで紹介している「SDGsを実践するための暮らしのヒント」には、誰もが簡単にSDGsを実践できる事例が紹介されています。今回は、「じっくりセレクション」と「アーシングタイム」をご紹介します。
環境省「SDGsを実践するための暮らしのヒント」
https://www.env.go.jp/nature/morisatokawaumi/patternlanguage.html
(イラストレーション/荒牧 悠 パターン・ランゲージ/鎌田 安里紗)

(日本語) じっくりセレクション

「欲しい!」と思うものを見つけると、「売り切れるかもしれない」と
ついつい買ってしまうけれど、結局あまり使わず後悔することがあります。

そこで、欲しいと思うものを見つけた時には、その場の衝動だけで買いたいのか、
自分にとって本当に必要なものなのかを、よく考えて見極めます。
「必要」は「生きるために必要最低限」なものだけでなく、
「自分が心豊かに過ごすために必要」なものです。
例えば、サーフィンが大好きな人にはそれぞれの
波の状態に合ったボードが「必要」になるでしょう。
また、SALEやお買い得品は、言葉に惑わされてしまいやすいので、
あまり行かない・見ないようにするのも良いかもしれません。
3年後にも大切に使っているかどうかを想像してみるのも一つの判断基準になります。

本当に必要なものだけを買う習慣ができると、
自分に合った買い物の判断基準が持てるようになります。
そうすると自分の心を満たしてくれるものが
自分の周りに溢れるようになり、毎日がより豊かになります。

これは皆さん心当たりがあるのではないでしょうか。安さにとらわれるあまり、使わないものを買ったり、買いすぎたり。食品にも当てはまります。3年後も大切に使っているかどうか(食品ならすべて食べきれるかどうかなど)を想像する心の余裕を持ちたいですね。
このじっくりセレクション、SDGsの目標12の中の「つかう責任」に当てはまります。SDGsの目標を眺めつつ、「これってどれに関連するのかな?」とゆるーく考えてみてはいかがでしょう。

(日本語) アーシングタイム

綺麗な自然がいつもまでも残って欲しいと思っていても、
生活の中の無意識な習慣が、環境に悪影響を与えてしまっていることもあります。
自分の日々の行動が自然に対して与えている影響は良いものも、
悪いものも、なかなか実感できないものです。

そこで、自然の変化に敏感に気づくことができるセンサーが
発動する機会を増やします。
例えば、朝早く起きて、普段見ることのない朝焼けを待ってみます。
可能であれば、まとまった時間をつくり、
人に管理されていないような大自然を探検してみます。
友達や子供たちと遊びの計画を立てるときには、
キャンプやサーフィン、スノーボードなど、
自然と触れ合えるようなアクティビティを取り入れてみます。

自然とつながる時間は心と身体を元気にしてくれますし、
自然へのセンサーが磨かれることで、変化を敏感にキャッチできるようになります。
そうすることで、普段の生活の中でも、
自然との繋がりを意識した選択ができるようになるかもしれません。

自然とのつながりは意識しないとなかなか感じる機会はありませんよね。SDGsの実践につながるマインドセットを醸成する事例としてご紹介しました。
社内の専門家によると、アーシングタイムは目標14と15の「海の豊かさを守ろう」「陸の豊かさも守ろう」に関係するとともに、この後で解説する目標11にも関連するそうです。でも、どれに当てはまるか分からなくても、いいんです。実践することが大事ですよね。

(日本語) 目標11 住み続けられるまちづくりを

だれもがずっと安全に暮らせて、災害にも強いまちをつくろう

現在、世界人口の半数にあたる 35 億人が都市で暮らしていて、2030 年までに、50億人が都市で暮らすことになると予測されています。また、地球上の陸地面積のわずか 3%に相当する都市が、エネルギー消費量の 60~80%、炭素排出量の 75%を占めています。

計画性のない都市化は、スラムの巨大化、交通の混乱、温室効果ガスの排出、郊外の無秩序な拡大を引き起こします。また、人口の集中と相まって気候変動や自然災害の影響を受けやすくなります。
貧しい人や、立場の弱い人も心地よく住み続けられるように安全で安価な住居や交通手段の提供を行い、環境への負荷を減らすなど持続可能で災害に強いまちづくりなど、多くの人々が心地よく住み続けられるまちづくりが必要になっています。
 

日本の都市では、世界で起きているこのような問題はあまり感じられません。しかし、何も手を打たなければ、やがては日本でも同様の問題が起きてくるでしょう。ジヤトコの社業「トランスミッションの効率化や電動化商品の開発」はそれ自体が安全で安価な交通手段の実現に貢献しています。また、「富士山クリーンルート3776清掃活動や茂木町重要文化財の美化活動、田宿川水草刈り」などにより、文化遺産、自然遺産の保全や町の災害防止などに貢献しています。

自分が住む街にどのような課題があるか、改めて見直し、関心を持つことから始めてはいかがでしょうか。

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