(日本語) 祝2周年!座間開発センターを知ろう
日産自動車の電動化戦略における重要拠点で、高い競争力を持った電動パワートレイン開発のために開所した座間開発センターが、今年10月に2周年を迎えました。 来年度、市場投入される電動車両用の電動パワートレイン「X-in-1」の開発・実験などを行う座間開発センターはどんな場所なのか? ジヤトコエンジニアリング 第二実験部の皆さんに紹介してもらいます!
(日本語) 座間開発センターで働く皆さん
齊藤さん:皆さん、こんにちは。10月1日に開所2周年を迎えた座間開発センターを紹介します!ここでは電動パワートレインの開発や実験を行っています。
(日本語) 案内人の齊藤さん
(日本語) 2022年10月の開所式の様子
(日本語) 座間開発センターの実験現場(設備)
(日本語) eパワートレイン ヘリテージコレクション
「eパワートレイン ヘリテージコレクション」は関屋さんと越地さんにご紹介いただきます。
(日本語) 関屋さん
関屋さん:もともと座間地区は日産自動車の電動開発の拠点でした。2022年10月よりジヤトコが開発業務を引き継いでいます。
(日本語) 越地さん
越持さん:こちらは日産自動車が今まで販売してきたeパワートレインやジェネレーター、モーターが展示されています。特に工夫したのが、誘起電圧でミニカーのショーケースが光る、楽しい仕掛けです。 また、アリアに搭載されているギアボックスを分解したものも置いています。
(日本語) 誘起電圧でミニカーのショーケースが光る仕掛け
(日本語) アリア搭載のギアボックス
電動パワートレインコーナーもあります。左から日産自動車が作った第1世代、第2世代です。従業員の方にも乗っておられる方がいると思います。一番右がジヤトコも開発に協力したX-in-1です。量産品ではないのでまだ見せられませんが、来年の市場投入を目標にしています。
(日本語) X-in-1も紹介
(日本語) 在籍メンバー一問一答
(日本語) 狩野さん
(日本語) 座間のロケーションは?
狩野さん:座間は3つの駅に囲まれていますが、そこからも20~30分かかる、少しへんぴなところにあります。美味しいラーメン屋さんが近くにあったり、コストコやイオンモールもあったりして便利です。仕事中は米軍の飛行機が上空を飛び回ることもあります。
(日本語) プロボクサーの井上尚弥選手(座間市出身)が通っていて、サインが飾ってあります
(日本語) 座間の良いところは?
狩野さん:座間のメンバーは各地区から集まってきてくれた人が多いのですが、みんな気さくな仲間たちで、楽しく仕事が出来るところが良いところだと思います。
(日本語) 小川さん
小川さん:座間は新拠点と言うこともあり、年齢差関係なく意見が言える職場です。
(日本語) この2年を振り返っていかがですか?
(日本語) 赤瀬さん
赤瀬さん:私は10年前に一度座間に出向で来ていて、その頃からのつながりもあったので、開所のために来たときはやりやすかったです。その中でも電動パワートレインは形が10年前と結構変わってきているので、実験の難しさを感じながら、日々勉強しています。
(日本語) 菅野さん
菅野さん:この2年については、日産自動車から業務を教わるという形で過ごしてきました。実際はあっという間に時間が過ぎてしまい「もう教わることが出来る期間が終わってしまった」という感覚です。今後は経験を重ねていき、レベルアップしていきたいと思います。
(日本語) 石川さん
石川さん:2年は非常に長く、と言いますか、しっかりと感じることができた2年間でした。周りの人と常に一緒にいることで、仕事の習熟度がどんどん上がっていき、辛さを感じませんでした。みんながともに歩んでくれて、悩めば聞いてくれるし、誰かが悩んでいると全員で助けに行くというすごくチームワークが良い環境なので、充実した時間を過ごせています。
(日本語) 特に苦労した点はありますか?
(日本語) 大村さん
大村さん:座間に来てからEMC試験を担当し、何も分からないところから始まりましたが、知識と技能を頭に入れて仕事を進めていくというところが一番苦労した点です。
(日本語) 齊藤さん
齊藤さん:座間開所にあたっては監督者の立場として、安全に配慮した職場づくりや、品質を確保するという点は非常に苦労しました。また、メンバーを一丸にすることに対しては良い仲間に巡り合えましたが、絆を大切にしていくところは、色々と苦労したところではあります。
(日本語) 田邊さん
田邊さん:座間では今までやってきたCVT/ATと全く違う業務なので、0から仕事を覚えていくところが大変でした。特に設備や取り扱う計測器などが全く違うので、そこが一番苦労したところです。 ただ、この2年を怪我なくやってこれたのは皆さんのおかげだと思っていますので、今後も怪我の無い職場を目指していきます。
(日本語) 髙橋さん
髙橋さん:今まではエンジンやトランスミッションに関わってきましたが、全く知識がなかったモーターのことをやっていく中で、日産自動車の方や頼もしい先輩たちのおかげで、実験を1人で遂行できるようになりました。 今後は若手の方が入ってきているので、自分がどんどん教えていく立場になっていけるように頑張っていきます。また、これから電動パワートレインに関わっていく方は、ぜひ座間の開発を見てどんどん吸収していってほしいなと思います。
また、10月5日には「座間開発センター開所2周年記念式典」が行われ、2年間の振り返りや、参加者全員による決意表明が示されました。
(日本語) 座間開発センター開所2周年記念式典の様子
(日本語) 実験部部長の小泉さんより開会のあいさつ
(日本語) 新入社員の内田さんより今後の抱負!
(日本語) ベテランの根本さんからも!
みなさん、電動パワートレインの新基地、座間開発センターに行ってみたくなりましたよね?下の写真のチョキの意味は、HOT TOPICS 11月号で!