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(日本語) 2021年度は「CVT/ATの深化」と「電動化の探索」の真価が問われる1年に (日本語) 新しい時代に向けて、もう一段ギアを上げましょう! Road to ZERO

(日本語) いつでもトップギア! の佐藤副社長が語る2021年度

(日本語)

みなさん、こんにちは。コーポレート品質保証部門の佐藤朋由です。2021年度のスタートに当たり、これから我々が向かうべき品質目標について、私の思いをお話ししたいと思います。
2020年度、品質は着実によくなりました。3MIS(車両販売から3ヵ月以内のクレーム発生率)や納入クレームは、高い品質レベルを維持しています。また、近年新たに世に送り出した製品についても、良好な品質が確保されており、みなさんのこれまでの努力に感謝しております。

世界中に蔓延している新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によって、人々は接触することが困難になり、海外への渡航ができなくなりました。このような状況下、次期中型CVTが世界中で量産出荷を迎えます。個々の技術の専門家が現場に立てない状況のなか、中国やメキシコの仲間がリモートツールを駆使して、立ち上げ準備を行ってくれています。すでに立ち上げを迎えている日本も含めて、この次期中型CVTの品質が2021年度においては大事な鍵となります。
また、タイでは我々の将来を担うべき電動ユニットモータとギアBOXが立ち上げを迎えます。CVTとは違い、これまでJATCOでは経験のない製品の生産準備です。コロナ禍で、タイの仲間が、慣れない設備を慣れないリモート環境で、懸命に立ち上げ準備を行ってくれています。これらの電動ユニット製品も、将来のために必ず高い品質で世に出さねばならない商品です。

コーポレート品質保証部門としては、昨年度より2桁品質を新しい目標としました。この目標は、2桁はもちろん、もう一段品質レベルを上げたいという思いから掲げたものです。CVT/ATも、新しい電動ユニット製品も、さらにギアを上げて、高い品質で世に出すべく準備を進めていきましょう。
あわせて、それらを実現させるためには、両腕の経営が必要だと言い続けてきました。そんなに難しいことを考えているつもりはありません。自動車業界の100年に一度の変革期にあたって、新しい業態を作り上げるには、深化と探索が必要だということです。今の競争力の源泉…すなわちCVT/ATをどんどん深く理解し突き詰めていく行動と、新しい競争力…すなわち電動化での競争力を探すこと。これが今、我々がやらなければならないことなのです。
2021年度は、この両腕の経営の真価が問われる年です。2桁品質に込めた思いを理解いただき、みんなで、One JATCOで、「CVT/ATの深化」と「電動化の探索」、次期中型CVTと電動ユニット製品の成功を目指しましょう!

2021年度の品質テーマは、
Road to ZERO ~ 新しい時代へ繋ぐ 品質の力! ~
に決定しました。
新しい時代に向けて、もう一段ギアを上げましょう!

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