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(日本語) SUPER GT開幕戦見に行ってきました! 〜23号車を追いかけて岡山まで〜

ジヤトコが応援するNo.23 MOTUL AUTECH Zが出場する2024シーズンのSUPER GTが開幕しました!
1968年の日本GPで、「怪鳥」ことNISSAN R381の活躍に感動して以来の、NISSANとモータースポーツファンのジヤトコ エンジニアリング 第二実験グループの長田さんが初戦岡山戦(岡山国際サーキット)の様子をレポートします。

(日本語) ジヤトコ エンジニアリング 第二実験グループの長田さん(左)

(日本語) ジヤトコが応援するNo.23 MOTUL AUTECH Z

(日本語) 新コンビで2015年以来の年間優勝を目指す

今シーズンの23号車は長年続いたドライバーコンビが変更、千代勝正選手がロニークインタレッリ選手のパートナーに就任しました。また使用するタイヤがミシュランからブリヂストンに変更され、レギュレーションでは1レースで使用できるタイヤ本数制限が厳しくなり、昨年度の5セットから4セットに減らされるなど多くの変更がありました。
ライバルですが、昨年チャンピオンのトヨタSUPRAは玉成を重ね、ホンダはシビックTYPE Rに車両をチェンジし戦闘力を増してきました。これに対して23号車はベース車両をニッサンZからニッサンZ NISMOへとチェンジしフロント周りの外観を変更、空力面での改善を図り、2015年以来の年間チャンピオンを目指します。

(日本語) 屋外駐車場

(日本語) グルメ広場

(日本語) ニッサンピット

(日本語) ピットの様子

(日本語) ピットウォークの様子

(日本語) ピットウォークの様子

(日本語) レース前の様子

(日本語) 晴れの国おかやま

日本有数の降水が少ない岡山県の岡山国際サーキット。恒例のシリーズ開幕戦として4月に行われています。
昨年は雷を伴う降雨の中、見事に優勝した23号車、3月に行われた公式テストも雨に見舞われドライ路面でのテストが十分行われず、ブリヂストンタイヤのデータ不足は否めない状態。そんな状況で13日(土)に行われた予選では、千代選手が担当したQ1で見事トップタイムをマーク。今年からQ1とQ2のタイム合算方式となった予選で日曜日の決勝は6番手からのスタートになりました。

自宅のある厚木を土曜日の昼12時に出発し、途中道の駅の温泉で体を癒してからサーキットに向かうと2度も鹿に遭遇。先日、日本初の公道を使ったフォーミュラEでない限り、ほとんどのサーキットは人里離れたところにあるので皆さん道中は気を付けてください。

場内の駐車場に限りがある岡山国際サーキットは、サーキットから約2キロ離れたところに場外駐車場があり、そこからシャトルバスで移動します。朝6時半、バスの運行開始前にはチームウェアに身を包んだ熱心なファンで長蛇の列ができていましたが、バスの運行が始まると比較的スムーズにサーキット入りすることが出来ました。

サーキットに着いてまずやることは観戦場所の確保。今回はまだ慣れないサーキットのため、グランドスタンドの日産応援席を選択。天気も良く色々なコーナーを回りたいので、折りたたみ椅子を持参しましたが今回は結局出番なし。
場所を確保したらまずはイベント広場を散歩。ここは各自動車メーカーやパーツ屋さんがお店を出して、限定グッズやミニカー、またアウトレット商品などを販売。同行の息子は日産ブースで限定ミニカーを購入すると早速列に並んでいます。私は応援の必需品であるフラッグを日産ブースでゲット。真っ赤な日産フラッグはとても目立つため、応援効果抜群です。また地元ならではのグルメ店も数多く出店しているので、この時間に昼食を何にするかを下見しておきます。

今回のチケットはパドック(レース車両の準備などをする関係者のみ入場可能エリア)も入場可能なため、そちらも散歩しているとピットウォークの時間に。推しのレーサーやアンバサダー(今年はキャンギャルから名称変更)のサインや写真をゲットできるチャンスです。残念ながら23号車のドライバーのサインは予定数オーバーのため貰えませんでした。

ウォーミングアップ走行が終わるとグリッドウォークの時間。スタート前の緊張したドライバーやメカニックの作業をすぐ横で見ることが出来ます。私も23号車の監督と日産チーム総監督と記念撮影。またスタートドライバーのロニー選手と監督の打ち合わせも間近で見ることが出来ました。

(日本語) 決勝レーススタート

グリッドウォークが終わるとグランドスタンドに戻りスタートを見守ります。白バイ隊の先導によるパレードラップに続きペースカー先導でフォーメーションラップからのグリーンフラッグでスタート。CNF(カーボンニュートラルフューエル:バイオマス由来の非化石燃料)の少し甘い香りと爆音を残して各車1コーナーに消えていきました。

スタート後の混乱も一段落したところで昼食。先ほど偵察していたグルメ屋台の中から、岡山B級グルメの「津山ホルモンうどん」をチョイスし、イベント広場のオーロラビジョンで戦況を確認しながらいただきました。昼食後はイベント広場のグッズ売り場を散策してからスタンドに戻り応援を再開しました。

レースも1/3を過ぎると各社ピットインが始まります。GT500クラスは各社ドライバー交代、タイヤ交換、そして給油作業を行います。23号車も31周目にピットインしてロニー選手から千代選手に交代。素早いピット作業で送り出します。
スタートの混乱で順位を落とした23号車ですが、ドライバー交代後はハイペースで走行し5位まで挽回し4位を追います。8秒近くあった差もみるみる縮まり、日産応援団も熱が入ります。一時は4位に並びかけるシーンもありましたが、後半タイヤが冷えた関係でペースが上がらず抜くことはできませんでしたが、最後まで諦めない千代選手の走りは見応えたっぷりでした。
その千代選手はゴール後真っ先に日産応援団の前に駆け付け声援にこたえて手を振ってくれました。
悔しいけど楽しいレースでした。皆さんも是非現地に応援に行きましょう!

(日本語) SUPER GT 2024 Rd.1(Okayama) Digest

(日本語)

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