My JATCOのQRコードです。
ご紹介の際に活用ください。

QRコード

×閉じる

155+

(日本語) 2地区に博物館? ~プロジェクトメンバーを直撃!~

去る6月28日、2地区7工場で行われていた三現確認会のエンディングを飾ったのは「JATCO Museum」でした。過去の懐かしい製品がずらりと並んだ“新名所”に、参加者からは「こんなところがあったのか!」「懐かしい」と感嘆の声が上がりました。 三現確認会でのサプライズのため、4月から極秘で進められていたプロジェクト。中心メンバーである第一パワートレイン工場の佐藤副工場長と第三製造課の皆さんに話を聞きました。

(日本語) 2地区博物館プロジェクトチームの皆さん

(日本語) JATCO Museum

(日本語) 今回JATCO Museumを設立することになったきっかけは何だったのでしょうか?

佐藤さん:今年の3月に初めてこの場所を訪れた時、過去のユニットがたくさん保管されていることが分かりました。私は沼津工場出身ですが、思い出のあるユニットが多かったため、ここを色々な人が見たら思い出深いだろうなと思いました。 そこで2点、アイデアが浮かびました。 ①2地区7工場のエントランスに、2地区にまつわるユニットを展示する。 ②各工場で生産されたユニットを飾れる部屋にする。 皆さんに声を掛けたら乗り気になってくれたので、それから博物館プロジェクトが始まりました。 目指すお披露目の場は上期の三現確認会。そこに向け、4月から毎週水曜日に限られたメンバーで進捗フォローとToDoリストの確認会をやりながら、シークレットで着々と準備を進めていきました。

(日本語) 博物館プロジェクト始動前の様子。ほこりをかぶったユニットがたくさん眠っていた...。そこで、かつて「技術博物館」だった場所を整理し、JATCO Museumとしてリニューアルオープンさせたい!とみんなで心に誓い、活動を開始!

(日本語) 佐藤さんのお気に入りは軽RR3速電子制御ATの4WDバージョン。前輪に向かってトランスファーが伸びるカタチがカッコいい! (実は私、本ユニットの立上げに携わり、ホント様々な苦楽を共にしたユニットです!)

熊谷さん:私は見学エリアと備品を仕分けるパーテーションを検討しました。今回唯一お金がかかったところなので、搬入時はサイズが合うかドキドキしましたね(笑)

(日本語) パーテーション担当の熊谷さん

石切山さん:各ユニットの説明表示板を佐藤さんと一緒に作りました。後は整理整頓。 重いもので120kgはあるユニットを動かしたり、展示台も改善班に頼んで一から作ったりしました。ベンチマークのために2地区サテライトオフィスにも行きました。お金をかけずに楽しんで、佐藤さんの熱い思いに応えたかったです。

(日本語) 案内看板と5S担当の石切山さん

酒井さん:私はレイアウト担当です。並びはステップAT、CVT、年代別にしました。大変なこともありましたが、楽しみながらできました。

(日本語) レイアウト・外装担当の酒井さん

鈴木さん:JATCO Museumの看板を担当しました。安価に仕上げるため、表示作成機(ビーポップ)を使いました。メインタイトルはJATCO Museumで、サブタイトルは関係者15名くらいから意見をもらって全て選んじゃえと。真剣に考えてくれて、非常にありがたかったです。とにかく楽しかった。学園祭の準備みたいでした。

(日本語) 入口の看板担当の鈴木さん

秋山さん:佐藤さんが来訪者の声を聞きたがっていたので、アンケートを設置しました。スマホからQRコードを読み込んでもらえれば簡単に回答できます。 三現確認会に間に合うようにという目標があったので間に合って良かったです。

(日本語) アンケート担当の秋山さん

(日本語) 6月の三現確認会の様子

(日本語) 今後JATCO Museumをどうしていきたいですか?

鈴木さん:最近は7工場の工場見学が増えてきました。まだ完成ではないので、もっと作りこんで社員のコミュニケーション向上を図りたいですね。

酒井さん:まだまだ飾りきれていないユニットがあるので、多くの人に見てもらえるようにしていきたいです。ユニットに限らず、趣向品などを期間展示するのも面白そうですね。

熊谷さん:今回私は制作物だけでレイアウトは任せていたので、今後は皆さんを手助けしたいです。改善する中で必要なものがあれば、そういうところでまた良い案を出していきたいです。 ベテラン社員が若い時代に生産していたものがあるので話が弾むきっかけになったり、またこういった文化が各工場に広がってほしいと思いました。

佐藤さん:私の思いだけで皆さんを巻き込んでしまいましたが、楽しんでやってくれました。この場所をきっかけに、ベテランと若手、若手と年配の人がコミュニケーションをとってほしいです。 JATCO MuseumにはステップATやCVT、MTなどの4つのコーナーがあり、過去にジヤトコで生産されていて今では見ることのできない貴重なユニットがたくさん展示されています。ぜひお越しください! また、秋山さんが作ってくれたQRコードのアンケートで意見を吸い上げて拡充していきたいですね。

石切山さん:将来的にはここにテーブルやイスを置くなどして、コミュニケーションの場にしたいという思いがあります。振り返ると、「来てくれた皆さんに驚いてもらいたい!」という思いが強く、ワクワク感があったので、プロジェクトに関われて幸せでした。

秋山さん:裏エピソードとしては、石切山さんがJATCO Museumの鍵を2度も持って帰ってしまったのは信じられませんでした(笑)。それくらい愛着があるのですね。

見学したい方は、2地区第一パワートレイン工場事務所に鍵がありますので直接お越しいただくか、館長の石切山さんまで連絡をお願いします!

(日本語) 取材中に汗をかく石切山さん

関連記事