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(日本語) ジヤトコのエコナイフはこうして生まれた(絆編)

2022年度から構想が始まった、エコナイフがいよいよ9月28日から販売されます。 トランスミッション専業メーカーであったジヤトコがなぜナイフ事業に手を出したのか。前週に続き、今回はOne JATCOで作り上げたお話を紹介します。(取材・撮影協力 Arcade Hotel)

SCM部 長谷川さん: 前編でお話しした通り、今回はジヤトコ単独ではなく、ジヤトコグループ全体で実現したプロジェクトになります。皆さんのご協力があったからこそ、販売までたどり着けました。今号は関係者の皆さんのメッセージをお届けします。

(日本語) ジヤトコプラントテック:刃の加工

ジヤトコプラントテック 加工工機課 高田さん: これまでジヤトコは自動車部品しか作ってこなかったので、ナイフを作れるか心配ではありました。ただ、工程や加工方法を検討する中で、「こうすれば良いのでは」と試行錯誤しながらも楽しめました。ジヤトコグループで作った商品なので、ジヤトコグループの名前が全国的に知られたら良いと思っています。

ジヤトコプラントテック 加工工機課 橋本さん: 普段の作業と全然違ったので、設備や使用する工具の選定方法について一から勉強しました。穴の精度が細かく決められていたのでとても難しかったのですが、これまでの先輩に相談して克服しました。子供向けなので、色々な年代の方に使っていただけるようにしたいですね。これをきっかけにキャンプを始めます。

(日本語) 高田さん

(日本語) 橋本さん

(日本語) 1本1本丁寧に加工していきます

(日本語) 第二加工技術課、第二製造課:熱処理

ジヤトコ 第二加工技術課 中山さん: 何もわからない状態から、何とか熱処理開始までこぎつけたので良かったです。 様々な企画や上層部の承認を含めて一つ一つが大変でした。入社2年目なので、分からないことは色々聞きまくって、消化していきました。たくさん売れたら、たくさん対応したいですし、ジヤトコグループの知名度が広がっていってほしいです。 購入するとしたらジヤトコカラーのナイフを選びます。

ジヤトコ 第二製造課 増田さん: 製品を作るという意味では、後工程から仕上げ工程に変わっただけなので、基本的にはやることは変わらないと思いました。ナイフの刃のような薄いものを処理した経験はなかったので、検証を繰り返して確信を得ました。熱処理としてジヤトコツールら他の会社さんと関われたのは良い経験でした。 今後はキャンプ用だけでなく、一般的な製品になれば面白いと思います。

(日本語) 中山さん(左)と増田さん

(日本語) 焼きムラが出ないように、NGとなった自動車部品で囲んで炉に入れます

ジヤトコ 第二製造課 渡辺さん: 企画から販売開始まで短納期でしたが、全員で力を合わせて頑張りました。 会社としてもナイフ販売は初なので、一致団結して取り組んだことが印象的でした。 今回はキャンプ用ナイフの販売ということで、私もアウトドア派なので、うれしく思います。今後ジヤトコの主力商品となるように頑張ります。

(日本語) 渡辺さん

(日本語) ジヤトコツール:刃の研磨

ジヤトコツール 名倉さん: 今まで切削工具の再研磨をやってきましたが、昔から変わったことに興味がありました。今回話をもらったときは、ぜひ成功させたいと思いました。売れた暁には体制を整えて若い人に技術を伝えていきます。 私はキャンプはやりませんが、木を切るなどDIYはやりますよ(笑)。トランスミッション同様、商品ラインナップに並んでくれるとありがたいです。

(日本語) 名倉さん

(日本語) 名倉さんの熟練の技で仕上げます

(日本語)

(日本語) 今後どのように発展してほしいですか?

長谷川さん: 今年度は、試験販売の目的でWEB販売、およびふるさと納税返礼品に提供する予定です。売れ行きや世の中の反応を見て今後の事業化を判断していきます。 まずは限定200個ですのでお早めにお買い求めください。

アフターセールス部 マトウィチャックさん: 今年度は、国内を中心に販売をする予定でおります。販売が順調にいきましたら、インバウンド向けに留まらず、海外にも目を向け、世界に販売していけたら考えております。

(日本語)

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