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(日本語) あなたの“好き”が力になる場所へ

(日本語) 全国知的障がい者サッカークラブ選手権~ジヤトコカップ2025~

「悔しい、負けた! また来年も対戦お願いします!」「強くなったな!」
試合を終えた選手たちがハイタッチを交わす。応援席から自然に湧き上がる拍手と笑顔。
そのすぐそばには、ユニフォーム姿の選手と同じくらい熱い表情で、ボランティアとして大会運営を支えるジヤトコの仲間たちがいました。

先日、富士山に見守られながらプレーができる御殿場・時之栖スポーツセンターで開催された全国知的障がい者サッカークラブ選手権 ~ジヤトコカップ2025~。ジヤトコが支援するこのイベントは、ただの社会貢献活動ではありません。
大会開催期間中、誰かの「好き」がそのまま力になり、誰かの「また来たい」という気持ちを生み出す。そんな温かい空気に満ちた、特別な時間が流れていました。

(日本語) 絶好のロケーションで開催されたジヤトコカップ2025

(日本語) 社会貢献に“沼る”瞬間

ジヤトコの社会貢献活動の魅力は、誰でも気軽に参加できることです。特別な資格は必要ありません。
「ちょっと気になる」「面白そう」「手伝ってみたい」その気持ち一つあれば十分。役職も担当業務も一切関係ありません。
一度参加した人が、次は新しい仲間を連れて戻ってくる——
私たちはその現象を “社会貢献に沼る” と呼んでいます。
かけられる「ありがとう」の言葉が心に広がり、「次も参加したい」と自然に思ってしまう。
言葉では説明が難しい、でも確かにある“中毒性”がここにはあります。

(日本語) 役員だって、社会貢献のフィールドではみんなと対等

(日本語) 普段業務では関わらない人と会えるのも醍醐味

(日本語) 試合前のイクイップメントチェック

(日本語) チームサポート

(日本語) 選手が活躍する舞台をつくる

知的障がいのあるサッカー選手は、全国に約6,000人いると言われています。この大会は、彼らが日頃の成果を発揮し、仲間とつながる場をつくることが目的で、横浜F・マリノスと共に2015年から開催しています。
今年はジヤトコから、各日約20名の従業員ボランティアが参加し、チームサポート、審判、本部運営(スコア管理など)を担当しました。3日間にわたり繰り広げられた熱戦には、北は北海道、南は鹿児島まで、全国の強豪6チームが出場。どの試合も白熱した展開が続きました。

(日本語) 迫力あるプレーを特等席で体感できるのも、この活動の魅力

(日本語) もうひとつの重要な力——横浜F・マリノスの存在

大会を成功に導いた鍵は、ジヤトコボランティアだけではありません。その裏側には、F・マリノススポーツクラブの大会運営スタッフの皆さんの力がありました。
実は、F・マリノスには障がい者スポーツを専門に担当する部署があるわけではありません。会場手配、宿泊や食事の手配、出場チームとの調整、賞品準備——こうした膨大な業務を、全て通常業務の合間に担ってくださっています。その努力を想うと、胸が熱くなるばかりです。

さらに、この大会の魅力は「毎年同じことをする」イベントではないという点にあります。
会場や日程などの環境が変わることも珍しくなく、時には招待チームの構成も異なります。そのたびに、F・マリノス × ジヤトコの運営チームは“プレーヤーズファースト”の視点で何度も議論を重ね、その年に最適なルールや運営方法を作り上げています。
「この大会はこうだ!」と固定化するのではなく、「選手のためにどうあるべきか」を基準に、毎年改善し続ける姿勢があります。
今年の振り返りは必ず次の年に反映され、その積み重ねが大会そのものを確実に成長させています。
出場チームの競技レベルが年々上がっている一方で、F・マリノス × ジヤトコの運営チームの結束力と熱量も負けていません。むしろ、変化を恐れず進化し続ける運営体制こそが、この大会の強さと魅力の源になっています。

応援に来ていたサポーターの皆さんからも、こんな声が届きました。
「この大会が続いているのは裏で支えてくれている人たちのおかげ。本当にありがとう!」
「毎年来るたびに良くなっているのを感じる。次の大会がもう楽しみ!」
そして試合後に交わされる「また来年!」という言葉には、選手の努力だけでなく、支える側が抱く「来年はもっといい大会にしたい」という強い思いも込められていました。

(日本語) F・マリノス × ジヤトコがタッグを組んだ審判団は息がピッタリ

(日本語) ボランティアがつくる「チームの一員」という価値

宿泊先や試合の前後にも、ジヤトコのボランティアは選手やスタッフの皆さんと積極的にコミュニケーションを取り、ピッチ外でも温かいつながりを築いていました。
毎年、横浜F・マリノス フトゥーロチームのサポートを任されている西島さんは、監督や選手から絶大な信頼を寄せられています。試合前には選手の輪の中心で、「にっしー!」(*西島さんのニックネーム)コールとともに全員で手をつなぎ、心を一つにする光景が広がりました。その瞬間は、ボランティアという枠を越え、“本当のチームメイト”になっているように感じられました。
西島さんは、選手たちと大会後もSNSなどを通じて交流を続け、この大会を起点に生まれた縁を大切に紡いでくれています。

(日本語) 横浜F・マリノス フトゥーロ チームの一員「にっしー」

(日本語) さあ、一歩踏み出してみませんか?

まだ社会貢献活動に参加したことのない方、ぜひ一度のぞいてみてください。
思っているよりずっと気軽で、思っているよりずっと楽しい。気がつけば、あなたもきっとこの“沼”の虜になっているはずです。

あなたの“好き”が、誰かの力になる場所へ。

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