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取締役会長 本田さん:私のExternal mindsetのススメ

(この記事は、社内の「External mindsetサマーキャンペーン」のコンテンツ記事から一部編集の上、掲載しています) 私たちジヤトコを取り巻く環境は、日々大きく変化しています。電動化、カーボンニュートラルへの急激な移行、SDGsやESG経営への関心の高まりなど。External mindsetをもって、今起きている変化をタイムリーにとらえ、素早く対応していくことが、これから私たちが生き残っていくためのカギとなります。外界志向で情報、変化をとらえ、仕事に活かしている役員、社員の方から、心構えや取り組み継続のための仕組みなどのヒントをお聞きして、私たちもExternal mindsetを実践していきましょう。 第1回は会長の本田さん。今年、再びジヤトコの常勤になられた本田さんに、External mindsetについて、ご自身の経験からお話を頂きました。

再びジヤトコで

ジヤトコの皆さん、こんにちは。再びジヤトコで皆さんと一緒に仕事ができることをとてもうれしく思います。 これからは、今まで以上に「皆さんをサポートする」ことに注力していきたいと思っています。今回、External mindsetについて、私なりの考えをお伝えすることで、みなさんがExternal mindsetを実践するきっかけや参考になればと思います。

最近考えさせられたこと

External mindsetに関連して、私が最近考えさせられた2つの事例についてお話します。 一つ目は、日立アステモにおける災害復興の時の話です。 2月13日の福島沖地震で日産やトヨタのサスペンション部品を作っている日立アステモ福島工場が被災し、生産が止まってしまいました。復興支援のために日産・ジヤトコからも各分野のプロフェッショナルを60名ほど派遣しましたが、トヨタの動きがダントツに早く、組織も現場での仕事ぶりも、日本を代表する企業の名にふさわしい素晴らしいものでした。技術、技能面では、日産・ジヤトコももちろん負けてはいませんでしたが、悔しいけれども差を感じたのが、「自分でよく考えて、どう行動するか」の一人ひとりの意識の深さでした。彼らは毎晩、どの会社より一番遅くまで残って作業を続けていました。もちろん遅くまでやればいいというものではありませんが、「今、必要なこと」を自分で考え、自分が納得するまで仕事を続ける、そんな雰囲気がTeamに溢れていました。トヨタにはそれが文化として染みついている、と感じました。 外に出ないと知り得ない、外に出ることで、その違いに気づくことができた事例でした。 二つ目は日産の栃木工場の話を紹介します。 生産台数が減りプレゼンスやモチベーションが下がりつつあった栃木工場は、日産アリアの生産決定をきっかけに新たに生まれ変わろうとしています。数年掛かりで、外観や工場内、周辺環境の美化も含め、自分たちの手でやれることを考え出し、すべてやり切ろうとしているのです。車両だけでなく、車軸、鋳造も巻き込んだ全工場一丸となったこの活動は、社員のモチベーションやマインドにも変化をもたらしました。工場もそこで働く人も元気になり、台数が減り衰退していく工場というネガティブなイメージが刷新されようとしています。栃木工場の自主的な改革が成功しつつあるポイントは、最初に自分たちがこうありたい、どう見られたいかを自問自答し、そこから、自分たちの工場を生まれ変わらせたい。という、強い気持ちが生まれてきたことにあります。External mindsetについても、実践できるかどうかは、自分の中でどれだけ強い気持ちがあるかどうかにかかっていると思うのです。なお、栃木は活動を始めるときにジヤトコの芝桜や工場の美化活動を参考にしています。 昨年まで、私は外部から見ていて、ジヤトコもある意味で栃木工場と同じような状況にあると思っていました。世の中が大きく電動化にシフトしていく中で、ジヤトコも生まれ変わる必要がある、そのために、まずは自分たちがどうしたいのか、どうありたいのか、自問自答した上で、行動を起こすというのがポイントだと考えます。

必ずヒントはありますよ

この二つの事例のように、External mindsetをもって行動するためには、外に目を向ける前に、まずは「自分自身で考えて行動すること」「自問自答していくこと」が必要です。自問自答を繰り返して悩んだ末に、何かヒントが欲しい、何かきっかけがないか、アンテナを張っておくと必ず何かが引っかかる、そしてその情報に価値があるかどうかも自分の中で自然に選択できるのです。 コロナ禍で大変でも、それを言い訳にせず、少ない時間をうまく使って、他との接点を持ち続ける努力をしてほしい。そこには必ずヒントがあります。

学ぶ姿勢がないと見えるものも見えない

私自身のExternal mindsetについては、自分がExternal mindsetをもって行動して得てきたものを、社内に還元していくことが役割だと思っています。 また、なぜExternal mindsetが重要かというと、中長期的に見てより良い仕事と自分の今の仕事とのギャップを埋めるソリューションを見つけ出すきっかけになるからです。 人に「外を見てきてください」というと、2つのタイプに分かれます。同じところに行っても、同じものを見ても、戻ってきて「こんなところが参考になった」という人と、「参考になることはあまりなかった」という人がいます。学ぶべき点を探さないタイプはアンテナが低い。アンテナを立てて学ぶ姿勢がないと見えるものも見えないのです。自分自身のマインドセットを変えることで、外からヒントを得ることができます。

まったく違う世界の人との交流が楽しい

最近の楽しみは、まったく違う世界の人との交流です。違う世界にはその世界の悩みがあり、それが自分にとってはすごく新鮮です。その悩みは、一見するとなんでそんなことに悩むのか?と感じるものもありますが、中に入ってよくよく聞いてみると背景や歴史があり、悩む理由がちゃんとあり、一筋縄では解決しない問題がたくさんあります。 自分の知らない世界をきちんと理解し、一緒になって悩み考え、何とか改善につなげる努力をする。External mindsetから得られる楽しみの一つです。

ジヤトコにはやりきる力がある

ジヤトコはやりきる力のある会社です。素直で真面目で頑張る体質、社風だと思います。 将来に向け、みんなで目標、ありたい姿を作り、それにめがけて行動していってほしいのですが、そのために「外を見る」というのが、重要な手段になります。今は、コロナでなかなか難しい状況ですが、外部との接点を持ち続けていただきたいと思います。必ずヒントが得られるはずです。 今後、何年かかけて、現行のCVT、ATを大切にしながら、徐々に電動化商品へシフトしていく訳ですが、内面からも外面からも、ワクワクするジヤトコをどうやって実現していこうか、全員で考え、実行していくことが必要ではないかと思います。

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