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36+

2年目社員海外研修 熱気あふれるベトナムで得た学びと成長

ジヤトコは、グローバルで活躍できる人財を育成するため、入社2年目の社員を対象に海外研修を行っています。コロナ禍の厳しい時期を経て、3年ぶりにようやく実現したこの研修。アフターセールス部の堀さんに新しい世界に飛び込んだ経験ついてお話しいただきました。出発前と帰国後、彼の心情とキャリアへの思いにどんな変化があったのでしょうか? その一端を垣間見てみましょう。

真剣な表情で仕事中の堀さん

出発前の期待と興奮

Q:海外研修に行く前はどのような気持ちでしたか?

堀さん:上司からは「自分の強みと課題を見つめ直し、海外での活躍を見据えた自己理解を深めること」というタスクを与えられました。 初めての海外経験、ベトナム語は全くできない、英語にも苦手意識がありました。これまで会議等で英語を使用する度に挫折感を感じていたので、コミュニケーションに対する不安が一番大きかったです。でも、自分自身の成長への期待と、新たな可能性に挑戦するワクワク感もありましたね。

初めての海外 “ひとりで” 現地の人に話しかける!

Q:研修の中で印象に残ったエピソードがあれば教えてください。

堀さん:研修では毎日異なるミッションが与えられるのですが、その内容は事前に教えてもらえません。研修初日は、与えられたミッションを達成するため、”ひとり”でベトナムを歩き回ることになりました。実際にひとりで異国の街に放り出された時は予想以上に不安な気持ちになりました。

まずは、目の前にあった日本大使館に向かいましたが、日本人職員は不在で助けてもらえませんでした。焦りを感じながらも、次に向かうべき場所を考え、少しでも土地勘のあるホテルのあるエリアに戻ろうと思い、勇気を出して無数に走っているバイクタクシーを捕まえたのです。しかし、そんなに簡単にはいきませんでした。バイクタクシーに乗り込んだら、目的地とは異なる場所で降ろされ、自分がどこにいるのか分からなくなってしまったのです。焦りと戸惑いの中、配車アプリや翻訳アプリを駆使しつつ何度かバイクタクシーを乗り継いでようやくホテルのあるエリアに戻ることができました。 この経験は私にとって成長の機会となりました。何事にも挑戦して失敗から学ぶことの重要性を実感しました。さらに車やバイクで溢れ返る道路を縫うように進んでいくバイクタクシーの後ろに乗るのが上手くなったことは、ちょっとした収穫ですね(笑)。

様々な乗り物であふれ返る道路

灼熱のベトナム

異文化の中での「学び」と「気づき」

Q:ベトナムという国に対するイメージについて、研修前と後では変化がありましたか?

堀さん:空港に着いた瞬間、強烈な香辛料の匂いに圧倒されました。ベトナムの代表的な食べ物であるフォー(お米のスープ麺)も生臭く感じ、フィールドワークでは現地の方とのコミュニケーションが上手く取れずに落ち込みました。ただ、それは初日だけのことで、2日目にはあの「じっとりと暑い」気候にもすっかり順応していました。

ベトナムの国民食”フォー“ 

夜になると暑さも和らぎます

言葉が通じない状況の中では、五感を駆使し、ジェスチャーや笑顔で相手に自分の意図を伝えることを心がけました。また、QRコードを読み込んでベトナム語のスマホで回答できるアンケートをあらかじめ準備しておくなど、効率的な情報収集の手段を考えました。

また、初めはベトナムの人々に対して、「冷たいし騒がしいな」といった印象を持っていましたが、時間が経つにつれて実際には人懐っこく温かい人々だと気がついたのです。自分の気持ち次第で物事の印象が大きく変わることを実感しました。異文化コミュニケーションにおいては感じ方やアプローチが鍵となり、それを通して多くの学びと気づきを得ることができるのです。

フィールドワークの様子

まちの人にたくさん話しかけました

業務での経験が活かせた

Q:業務経験がある入社2年目だからこそ得られた成果はありましたか?

堀さん:はい、確かにこれまでの業務経験を活かすことができました。研修3日目は、グループワークとプレゼンテーションを伴うミッション が与えられましたが、これまで培ってきた経験を活かして、自分の得意とする営業のスキルをフルに発揮することができました。

コミュニケーション能力の高いメンバーがリーダーシップをとり、私は営業の経験から得た洞察力を活かし、特に資料作成においては、メインで担当することで、グループに貢献できたと思います。 最終的に、プレゼンテーションでは納得のいくレベルの発表ができ、この成果を通じて自分の成長を実感することができました。2年目ならではの経験が、チームワークやリーダーシップにおける自信を与えてくれました。そして、普段は別々の部署で仕事をしている同期たちと密接な時間を過ごし、絆を深められたことは、ボーナスのようなものです。異なるバックグラウンドやスキルを持つ彼らと協力し、それぞれの強みやアプローチスキルを活かすことがチームの成功に繋がったのだと思います。

グループワークの様子

ビジネスプランプレゼンの様子

グローバルな視野を手に入れた今

Q:海外研修で得た経験を活かして今後チャレンジしてみたいことはありますか?

堀さん:海外研修を通じて、新たな挑戦への興味が湧いてきました。特にアメリカなど他の国にも挑戦したいという気持ちが強くなりました。研修では英語を話せることは、単なる言語スキルでなくコミュニケーション力の一部であることを実感しました。大事なのは、相手に絶対伝えるんだという気持ちですね。

これからは、海外の方々とも積極的にコミュニケーションを取り、異なる文化やビジネス環境を理解した上で、多様な視点を取り入れたビジネスに貢献していくことが目標です。

優しい先輩にいつでも質問できる環境です

自信に満ちた表情でお話しくださった堀さんが頼もしく感じました。今後さらに成長していく様子が楽しみですね。

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