富士2地区サテライトオフィス オープン!
カーボンニュートラルを目指してみんなで作った新時代オフィス
JATCO HOT TOPICSの撮影スタジオとしてもおなじみの、富士2地区サテライトオフィス。2階が長らく物置と化していた富士2地区5工場が、2地区の皆さんの手によって*ZEB化技術を導入し、省エネを実現しながら、従来の省エネ=我慢というイメージを完全に払拭する快適で素敵な空間に生まれ変わりました。今回は、このオフィス作りに携わったメンバーの奮闘にクローズアップします。
*Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物
みんなでつくりあげたDIYオフィス
久しぶりに富士2地区を訪れて、まず驚いたのは、1階来客エリアの明るさでした。出迎えてくれたのは今回のサテライトオフィス開所の指揮官、技術鍛造課の豊田さんと、久保さんです。「このパーテーション、252枚を延べ人数70名で布を張ったんですよ! DIYオフィスとも呼ばれています。よく見るとしわが寄っていたり、ズレたりしていますが、これもまた味があって愛着が湧きますよね(笑)」とどこか誇らしげな久保さん。「“若い世代が楽しいと感じられる空間を作りたい”という思いから、4名の若手社員にこのプロジェクトに参加してもらい、彼らの意見を取り入れながら進めました。」と語ります。
手作りパーテーションがお客さまをお出迎え
若手メンバーにインタビュー
DIYオフィス作りに参加した若手メンバーの松本さんと吉田さんにお話をうかがいました。
吉田さん
松本さん
このサテライトオフィスはどんなオフィスですか?
松本さん:ひと言でいうと新時代オフィスです。ものづくりが進化し続けている中、働き方も変わってきています。事務所の自分の椅子に座って仕事するだけでなく、働く場所や空間が変われば新しい発想が生まれると思っています。
どんなところが大変でしたか?
吉田さん:昨年秋に配属されてから毎週時間を作り、どんなオフィスにしたいか、何を購入するかというアイデア出しから、荷物運びやごみ捨てまでメンバーみんなで協力して作ってきました。パーテーションにはもともとキャスターが付いていなかったので、94枚のパーテーションに376個のキャスターを1個1個取りつけたのですが、この作業はさすがに骨が折れましたね。でも、完成したオフィスを眺めたら達成感でいっぱいです。
可動式パーテーションを備えた会議室
パーテーションのキャスターに注目!
サテライトオフィスのアピールポイントを教えてください
吉田さん:会議室のバラエティーの多さでしょうか。作業に集中できる個室ブースから、大小さまざまな会議室が6部屋もあります。パーテーションを移動して広いスペースを作ることで大人数での会議なども可能になり、用途によって使い分けができます。
まるで漫画喫茶のような個室ブース
色使いにもこだわりを感じます
吉田さん:バランスボールや、簡易ベッドを設置した「ごろ寝スペース」もあるので、ぜひリラックスしに来て下さい。社員のレクリエーションにも使っていただけるとうれしいですね。
バランスボールに乗りながら雑談はいかが?
ゆっくりしたい方にはお休み処もあります
皆さんに愛される空間に
この記事はサテライトオフィスに設置されているウォーターサーバーで淹れた海老名農園のハーブティを楽しみながら、リラックスした気分で執筆しています。
ウォーターサーバー
昼間は青色、夕方には夕暮れのような色に変化するLEDライト、人感センサーで自動制御される照明や空調設備、本物にこだわった観葉植物など、紹介したいポイントはたくさんあります。
「開所したらそれで完成」ではなく、常に進化して快適なオフィスを追及していくそうです。百聞は一見に如かず。富士2地区を訪れた際には、ぜひサテライトオフィスを利用してみてください。