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ジヤトコのサステナビリティ#2 サスレポ2024見どころ紹介!

ジヤトコは10月30日に「ジヤトコ サステナビリティレポート2024」を発行しました。持続可能な企業と社会の両立を目指すサステナビリティに関する取り組みをまとめた93ページの大作になっています。その中身について、サステナビリティ推進チームの経営企画部の藤田さん、原田さん、グローバル広報部の馬渡さんにお伺いしました。 ※インタビュアーはMy JATCO編集部の山田です。

(左から)司会のグローバル広報部 山田さん、経営企画部の藤田さん、原田さん、グローバル広報部の馬渡さん

まず「サステナビリティレポート」とはどのようなものでしょうか?

藤田:サステナビリティレポートは、幅広いステークホルダーに対し、企業が持続可能な社会の実現に向けてどのような取り組みをしているのかを、分かりやすくまとめた報告書です。言ってみれば、ジヤトコの企業活動全体をまとめたレポートということにも出来るかもしれませんね。 ジヤトコは、事業活動の透明性を高め、ステークホルダーとの対話を通じて社会の発展に貢献するため、積極的な情報発信を行ってきました。2023年からは、環境・社会・経済における取り組みについてより分かりやすく発信するため、2009年から毎年発行していた「環境社会報告書」の構成を一新し、「サステナビリティレポート」として発行しています。

今回の「サステナビリティレポート2024」の概要を教えてください。

原田:まず表紙については、人と社会との有機的な繋がりを感じてもらえるようなデザインにしました。内容について、冒頭では、佐藤CEOのメッセージやジヤトコの基本情報、価値創造の歩み、コア技術などを紹介しています。その後はジヤトコが優先的に取り組むべきサステナビリティのマテリアリティ(重要課題)に沿った構成となり、最後はGRIスタンダード対照表を付けています。これは、国際的なサステナビリティ情報開示基準を参考にして作成していることを報告しています。ボリュームとしては前回よりも8ページ多い、93ページとなっています。

馬渡:「サステナビリティレポート」は会社が社内外に発信する重要な刊行物として、最終的には経営会議での承認をもって発行されます。発行時期は10月末と、これまでより2か月前倒しすることが出来ました。これも各ページの担当者のみなさんのおかげです。本当にありがとうございました。

93ページということですが、特に見てほしいページはありますか?

藤田:悩みますが、やはりマテリアリティについてでしょうか。まず今回はマテリアリティの「目指す姿」を追加しました。マテリアリティの実現に向けてそれぞれどのように向かっていくのかを一覧にしました。

マテリアリティ(重要課題)と目指す姿「サステナビリティレポート2024」より

原田:簡単にマテリアリティのページを見ていくと、「持続可能な地球環境への貢献」「モノづくりを活かしたモビリティ・イノベーション」「地域社会との共生および発展への貢献」「ダイバーシティの推進と社員の幸福の向上」「誠実な経営と事業基盤の強化」の5項目に対し、18個のマテリアリティが紹介されています。ここではすべてを紹介できませんが、特に各マテリアリティの関連部門・部署の方は、該当ページだけでも、読んでほしいですね。 例えば、「持続可能な地球環境への貢献」にある「循環型経済の構築」では、ジヤトコは長年、資源依存の最小化、廃棄物削減の観点から、市場に出たユニットの修理技術の開発や、リユース事業に取り組んできました。今回はユニット修理や再生への取り組みの流れが分かる図を紹介しています。

循環型経済の構築 ユニット修理・再生への取り組み「サステナビリティレポート2024」より

馬渡:あくまでも報告書のスタンスなので、基本は2023年度の実績や出来事が中心となっています。ただ、「この活動も入れてほしい」といった声はウェルカムです。 なお、サステナビリティレポートは企業HPやポータルJOYのサステナビリティサイトでも閲覧できます。 サステナビリティサイトでは、サステナビリティレポートについて定期的に発信しています。また、7月に実施した社内サーベイでは「サステナビリティレポートを読んだことがある方」は22%でした。今後しっかりPRしていきます。

サステナビリティレポートはどのような場面で役立ちそうですか?

藤田:最近、サステナビリティや国連が示したSDGsは比較的若い世代の皆さんの関心も高いと聞きます。採用活動での情報提供や、この分野に関心が高い欧州を含む海外のお客さまへの訪問や受入などにも役立てていただけると思います。なお、英語版は12月中に発行予定です。こちらもよろしくお願いします。

今後の展望を教えてください。

原田:サステナビリティレポートを発行して終わりではありません。社員の皆さんにご活用いただくことはもちろん、このレポートの包括性や正確性、透明性も高める必要があります。一つの手段として、EcoVadisなどのESG評価機関のスコアリングとアセスメントを毎年受けています。今後もPDCAを回して、ジヤトコのサステナビリティを強くしていきます。

11月18日にジャパン・アクティベーション・キャピタル株式会社チーフ・サステナビリティ・オフィサーの磯貝友紀様による「サステナビリティ経営の実現に向けて SXの時代」と題した講演会を実施

馬渡:先日のサステナビリティ講演会では、多くの方に関心を持っていただくことが出来ました。これからもああいったものを企画して、皆さんの関心を高めていきたいと思っています。

藤田:サステナビリティは何か全く新しい別物ではなくて、私たちの毎日の仕事の一つ一つと深く結びついています。このレポートの発行を機会に皆さんと一緒にそういったことを考えていければと思いますので、よろしくお願いいたします。

山田:3名が中心となって活動してくださっていますが、ジヤトコ社員みんなでジヤトコのサステナビリティを盛り上げていきましょう。

ジヤトコ サステナビリティレポート2024

https://www.jatco.co.jp/wp-jatco/wp-content/themes/JATCO/assets/document/reports/2024/sr2024.pdf

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