My JATCOのQRコードです。
ご紹介の際に活用ください。

QRコード

×閉じる

23+

みんなでSDGsを考えよう!
これからどうなる「ジヤトコのSDGs」!
SDGs

昨年8月よりSDGsに関する連載をスタートし、これまでSDGsに関するさまざまな話題とともに「ジヤトコと17の目標のかかわり」をお伝えしてきました。今回は、サステナビリティ戦略の取りまとめを担うグローバル広報部の藤田雅子さんに、ジヤトコにおけるSDGsは今後どのようになっていくのかという視点でお話をうかがいました。

一人ひとりそれぞれのサステナビリティがある

今、私はジヤトコのサステナビリティ戦略を提案するべく準備を進めています。具体的なビジネス戦略とも少し違って、サステナビリティに対してはいろいろなとらえ方があります。ECメンバーの方々にも個別にお話を聞いたのですが、それぞれが様々な観点で関心を持たれていると思いました。これらをどのように見える形にしていくか。日々悩んでいるところです。

ジヤトコはこれまでもSDGsに取り組んできました

私はSDGsを新しく出てきた特別な活動としてとらえていません。「世界の一人ひとりが自分たちの棲む地球のことを考え、よりよい世界をこれからも継続していけるように必要なことや、これまで行ってきたことをまとめたものがSDGsである」そう考えています。ジヤトコはモノづくりの会社として、省エネや廃棄物の削減、クリーンな排気などに、これまで長い間、真摯に取り組み続けてきました。環境負荷の少ない商品の開発、多様性を生かす活動や法規制の順守もしっかり行っています。他にもいろいろありますが、ジヤトコはSDGsに新たに取り組むというよりは、今までやってきたこと、今やっていることとSDGsのつながりを改めて考えてみる、そしてさらに深めるところや足りないところを考えていく、そうしたアプローチがよいのではないかと思っています。

社員一人ひとりが、より良い社会のために取り組むべき社会の課題を意識しながらそれぞれの仕事に取り組むことができれば、ジヤトコのSDGsの取り組みはどんどん加速していくのではないでしょうか。環境問題に関心のない人はいないはずです。14,000人のグローバルの社員一人ひとりがSDGsに関心を持ち、意識するようになることが、ジヤトコにおけるSDGs推進のカギだと考えています。

買い物をする時、ちょっと考えてみる

正直に言うと、私自身もSDGsという言葉を意識するようになったのは、仕事で関わるようになってからです。SDGsを理解するにしたがって、自分の生活を振り返ることも多くなりました。今は、モノや食品を捨てないように気をつけています。

例えば自分の好みにピッタリの服やモノを見つけると、以前は「これは私に買われるためにそこにある」と思わず一目ぼれで買ってしまうことがよくありました。最近は「これ、どんな場面で使うのか。使う機会はあるかな?」と考えるようになりました。それほど着る機会がないなら買われた洋服もかわいそうです。また、食品についても必ず「家になにがあるかな?」と考えて買うようになりましたし、冷蔵庫の中のものはできるだけ使いきるようにしています。その結果、家庭ごみは確実に減りました。

毎日できる限りSDGsバッジをつけていますが、一日一回、バッジを付けるとき、あらためてSDGsを意識することができます。カタチから入ることも、意識を変えるための役にたっているかもしれません。

私たちの行動が未来を変えていく

繰り返しになりますが、SDGsは特別なものではなく、もっと身近なものであってほしいと思っています。そして、それを一部の人だけではなく、社員全員、一人ひとりが自分に当てはめて行動している。そういう状態に持っていけるといいな、と思っています。そのために、社員の皆さんにSDGsをどのように伝えていけばよいのか。それを今、考えているところです。
SDGsによって一人ひとりが前向きな気持ちで「自分たちの行動が未来を変えていくんだ」と思える、そのきっかけになるようなコミュニケーションを目指していきます。

目標16 平和と公正をすべての人に

平和でだれもが受け入れられ、
すべての人が法や制度で守られる社会をつくろう

目標16は「平和と公正をすべての人に」です。

2022年5月。この記事を書いている今、この目標は悲しいことに非常にタイムリーな話です。ウクライナで起きていることがこの目標16に反していることは誰の目にも明らかなのに解決の糸口がありません。

2021年4月のユニセフによる調査では、紛争の影響を受けている国や地域で暮らす子どもたちは約2億4,600万人となっています。子どもだけです。
また、世界の難民の数は7,950万人。世界人口の1%、100人に1人が家を離れて別の場所で暮らさなければいけない状況にあります。

世界では、5歳未満の子どもの4人に1人が出生登録をされていません。生まれたら「出生登録」をされることは、子どもの人権として世界で認められている権利です。登録されることで、さまざまな権利を持ち、健康で幸せに成長するためのサービスを受けられます。

このほかにも、世界中には汚職や贈賄、武器の取引、組織的な犯罪など、平和と公正が守られない多くの課題があります。

私たちにできることとして以下のことがあります。

  • 国際的な紛争問題などに興味を持つ
  • 関連するイベントや募金などに参加してみる
  • 選挙に行くなど、積極的に政治に参加する

まずは、私たちが興味を持ち知ること、そして多くの人が政治に参加することが、平和と公正の実現につながることを認識しましょう。

ジヤトコでは、すべての部門、部署が法令の遵守やコンプライアンスの強化、公正な取引、そしてオープンな情報開示を励行しています。よき企業市民として、そしてこれからも末永く企業活動が行える公正な会社として。ジヤトコはすべてのステークホルダーから信頼される企業でありつづけます。

こちらの新着記事も是非ご覧ください!

関連記事